サロンのAIチャット活用|ネイルの予約前案内を作る手順
エステ・ネイル・まつ毛サロン向けに、AIチャットで予約前案内を整える方法を解説。架空のネイルメニュー、指示文、完成例で、料金や条件を勝手に加えない手順を紹介します。
予約前に繰り返し伝えるメニューの範囲や来店時のお願いは、確定した条件から文章に整えられます。ChatGPT・ClaudeなどのAIチャットに、担当者が決めた内容を渡す方法です。この記事では、ネイルサロンの予約前案内を一通仕上げます。
エステ・ネイル・まつ毛では施術も条件も異なります。まず自店の一つのメニューに絞り、施術内容や来店条件を混ぜずに用意しましょう。
ネイルの条件を、他の施術へ流用しない
たとえば、ネイルのオフ料金をまつ毛の予約案内に加えると、別のサービスの条件になってしまいます。AIへは業態、対象メニュー、金額に含むものを分けて伝えます。肌や爪の状態から施術の可否を決める依頼は、この練習には含めません。
厚生労働省の美容師法の概要は、まつ毛エクステンションも美容行為に含むと説明しています。一方、日本ネイリスト協会の衛生管理の案内は、同協会の自主基準を紹介したものです。これらを全サロン共通の資格・施術ルールとして案内しないでください。実際のサービスの条件は、責任者が確認します。
新しい会話へ、架空メニューと指示を貼る
会社が利用を認めたChatGPTまたはClaudeを開き、新しい会話を始めます。以下の材料と指示を一緒に貼り、送信してください。顧客の写真、カルテ、体調の相談は使わず、この架空例で試します。
架空のネイルサロンの確定条件
メニュー:ハンドのワンカラー
料金:税込5,500円
含むもの:ケア、単色のジェル塗布
他店ジェルのオフ:この予約では受け付けない
来店時:予約時刻の5分前を目安に受付
変更:電話連絡。電話受付は10時〜17時
キャンセル料:資料に記載なし
予約前のお客様に送る案内を作ってください。
メニュー、料金、含むもの、オフの扱い、来店時刻、変更連絡の順にしてください。
所要時間、効果、キャンセル料は追加しないでください。
丁寧な短い文章にし、未記載の質問は担当者確認に回してください。
完成例
ハンドのワンカラーは税込5,500円です。ケアと単色のジェル塗布を含みます。この予約では他店ジェルのオフを受け付けていません。
予約時刻の5分前を目安に受付へお越しください。変更は電話受付時間の10時〜17時にご連絡ください。キャンセル料については担当者にご確認ください。
料金だけでなく、含まない作業も照合する
税込5,500円、オフは受け付けない、受付は5分前の三点を元の材料と比べます。「オフ無料」「必ず長持ち」「施術は30分」といった記載が出たら、材料にない追加なので削除します。実際に使う段階では、電話番号、休業日、最新の条件も責任者が加えてください。
案内が長ければ、同じ会話で「条件は一つも削らず、二段落に短くしてください」と頼めます。短くした後も、オフの扱いが消えていないかを見ます。
最初の一通を受付担当と読み合わせる
最初はこの一メニューだけを練習し、案内を読んだ受付担当が「何を予約でき、何を受け付けていないか」を説明できるか確かめます。自店へ応用するときも、公開済みのメニューや利用を認めた条件だけを使い、施術可否の相談は担当者へ戻す文面にします。文章を送る操作は、担当者の確認後に行います。
ここでは、材料を会話へ貼り、文章の下書きと修正を頼む使い方に絞っています。Claudeの公式案内にはファイル作成などの機能もあります。チャットとエージェントは、製品の能力だけで二分できるものではありません。
※作例は架空の材料をもとに編集部で作成した説明例です。各製品の実行結果や導入実績ではありません。公式情報の確認日:2026年10月29日。