Codexの途中指示が速く反映|SteerとQueueの違いと使い分け
Codexの途中指示改善を公式ヘルプに基づいて解説。今の作業に反映するSteerと次の作業に回すQueue、デスクトップ設定、追加指示の書き方を整理します。
Codexに作業を頼んだ後で、対象ファイルや修正方針を伝え忘れたと気づくことがあります。作業中の追加メッセージを、今の作業へ渡すか、次の作業まで待たせるか。その違いを理解しておくと、修正の意図を伝えやすくなります。
OpenAIの公式ヘルプでは、デスクトップ版Codexで、途中の追加指示へより早く反応する改善を段階的に展開していると案内しています。途中指示そのものの新設ではなく、反映までの応答を改善する更新です。
Steerは今の作業へ、Queueは次の作業へ指示を渡す
公式ヘルプでは、作業中の追加メッセージを次の二つに分けています。
| 操作 | 指示を渡すタイミング |
|---|---|
| Steer | 実行中の作業に追加する |
| Queue | 今の作業が終わった後の次の実行に回す |
今回の改善はデスクトップ版のSteerが対象です。提供は段階的で、すべての利用者に同時に反映されるとは限りません。反映が何秒早くなるかという数値は、今回確認した公式ヘルプにはありません。
Follow-up behaviorで追加メッセージの扱いを確認する
ChatGPTデスクトップアプリでは、Settings → General → Follow-up behaviorから既定の動作を選びます。Queueに入れたメッセージは入力欄の上に表示され、編集、並べ替え、送信、削除が可能です。
Codex CLIの操作は別で、作業中のEnterがSteer、TabがQueueと案内されています。デスクトップアプリの画面操作とCLIのキー操作を混同しないようにしてください。
途中指示には「変更点」と「残す条件」を書く
ここからは編集部の提案です。Steerには、今進んでいる作業の前提を直す内容が向いています。たとえばWebページの修正を頼んだ途中なら、次のように伝えます。
対象はトップページだけです。料金ページは変更しないでください。見出しの文言はそのままにして、スマホでの文字サイズだけ調整してください。
「いい感じに直して」では、変更範囲を読み取れません。対象、変える点、維持する条件を短く書くと、作業後の確認にも使えます。
一方、今の修正が終わってから確認したい項目はQueueへ回す、という使い分けが考えられます。
今の修正が終わったら、変更したページのリンク切れを確認してください。確認結果だけ報告してください。
これらは使い分けを示す依頼文の例です。更新による時間短縮や指示の反映精度を測定したものではありません。
追加指示を送った後は、変更結果を確かめる
編集部としては、途中指示への応答だけで完了とせず、最後の報告と実際の変更箇所を照合する運用を勧めます。先ほどの例なら、トップページ以外に差分がないか、見出しが変わっていないか、スマホ表示が意図どおりかを見ます。
2026年10月11日に再確認した公式ヘルプをもとに整理しました。個別アカウントへの反映状況、日本語画面での設定名、実機での反応速度は未確認です。
参照した公式情報
- Using Codex with your ChatGPT plan(2026年10月11日確認。絶対更新日は未確認)